遥の家族は
どんなのだろう。
僕を受け入れてくれるのだろうか
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泊まり1
その後、一週間ぐらいたち
遥の家へ招かれた。
親からも、珍しく許しがでた。
多分
「どうせ、邪魔者がいなくなるから」
だと思う。
13時近くなったので
待ち合わせの公園へ向かった。
自分の自殺騒動から
遥が、登校の待ち合わせ場所に指定した
公園だった。
「よう。待った?」
遥は先に到着して
ブランコに乗り、空を見ていた。
「ううん。」
遥がそう答えた後
うちの首元のネックレスを確かめるように
少し下を向いた。
「んじゃぁ。行こうか」
遥の一言で
遥の家へ向かった。
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